Welcome Symposium 2023 talk by yuiseki
こんばんは、皆さま、初めまして。
私の名前は yuiseki と申します。
yuisekiというのはハンドルネームで、私はさすらいのシビックハッカーをしております。
本日は皆さまへお話するという貴重な時間と機会をいただき、本当にありがとうございます!
私はシビックハッカーとして、UN OpenGIS Initiativeという国連のイニシアチブの、UN Smart Mapsというワーキンググループのメンバーとして活動しています。
GISというのは地理情報システムの略で、デジタル地図に関わるシステムやソフトウェアのことです。
今回、私たちは、Global Refugee Forum 2023にむけて、Eukaryaの田村さんの呼びかけで、地理情報システムに関わる宣言をする仲間たちで「OpenGeoCommunity for GRF2023」というコミュニティを結成しました。
私たちはOpenGeoCommunityとして、GRF2023に、四つの宣言を提出します。
宣言が四つあるため、それぞれ簡潔にご紹介させていただきます。
一つ目の宣言
中心となる団体:
国連オープンGISイニシアチブ、国連Smat Maps Group
UNVT Portableを使用したオフライン環境でのWebとGISのスキルトレーニングを実施し、デジタル格差をなくす
二つ目の宣言
中心となる団体:
FOSS4G 2025 日本招致委員会
難民が渡航ビザや資金の不安なく国際カンファレンスFOSS4Gへ参加可能な状態を構築し、最先端の地理空間情報技術へのアクセシビリティを向上する
三つ目の宣言
中心となる団体:
株式会社Eukarya
Re:Earthを通じて最先端技術で難民雇用;100人以上の難民にWebとGISのデジタルスキルトレーニングを実施し、デジタルな雇用を創出する
四つ目の宣言
中心となる団体:
東京大学渡邉英徳研究室
平和構築に向けて、世界的な危機をデジタルアースに可視化し、リアルタイムで人道的な状況を発信する。
以上の四つが、私たちがOpenGeoCommunityが、GRF2023に提出したいと考えている宣言です。
それぞれの宣言は、それを推進していく団体が創案したものですが、OpenGeoCommunityとして、相互に連携しながら活動をしていきたいと考えています。
時間が限られているため、4つの宣言の細部は説明できず簡単な紹介となってしまって恐縮ですが、私からのお話は以上です。